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黒の超特急のRiyのレビュー・感想・評価

黒の超特急(1964年製作の映画)
4.0
イタリア映画かフランス映画の雰囲気も有り、本当に面白く観ました。何といっても加藤大介の名演が素晴らしく、台詞の数々をこなしていきます、凄い。
主人公の田宮二郎も藤由希子も独特の演技が良かったですが、全てのキャストが胡散臭い人間たちを演じる、増村保造監督の成せる技ですね。ご近所のおばさんから、料亭の女将たちまで、本当にその胡散臭さが素晴らしい。
映像もクールなシーンが多くて、感激します。
時代背景も有るでしょうが,ヤクザたちの暴行場面、女将が投げ倒されるシーンなど結構過激、しかし演出やカメラの真剣さが伝わります。
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