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記憶の代償のんぎのレビュー・感想・評価

記憶の代償(1946年製作の映画)
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いま観るとプロットじたいは凡庸なノワールだけれど、実体の掴めないものごとを媒介として愛というものの不確かさを小洒落た台詞回しで穿つ筆致の鋭さはマンキウィッツならでは。エバーグリーンなテーマを衒いもなく描くその誠実さにグッときてしまう。
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