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いまを生きるのmichiのレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
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ロビン・ウィリアムズが先生だったら絶対良い話だろうなと思って観てみました。
『モナリザ・スマイル』と同じような設定で、伝統的な学校で自分の人生を自由に生きることを説いているから、現代的な価値観に近いので先生の教えや刺激を受ける生徒たちに共感できる。でも、良い話だけど、ちょっと展開が重すぎたよ。
彼らには"carpe diem"は刺激が強すぎたのかな。ニールは詩に感化されたところもありそうだけど、絶望しても生き抜く力がほしかった。

基本的にやっぱり青春ものは楽しい。若者が自分の心を解放して、思いっきり悪ふざけをしたり思いのたけを叫んだりするところを見ると、いいなーと思う。私はそんな時代はとっくの昔に過ぎてしまったから、黙って見ているだけで代わりにはしゃいでもらっている感じがして気持ち良くなる。
中二病のインテリ秘密結社みたいな「死せる詩人の会」、楽しそうでいいなぁ。
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