れこーど

時代屋の女房のれこーどのレビュー・感想・評価

時代屋の女房(1983年製作の映画)
4.0
 私は夏目雅子の大ファンなんです。女性としてもですが、女優としてもどの映画でも筋の通った演技をするので本当に好きです。

 時々現れてはいなくなる不思議な女性・真弓(夏目雅子)。当初は彼女と淡い関係だったが古道具の主人(渡瀬恒彦)はだんだんと彼女を芯から好きになっていく。

 古道具屋の主人の年齢と今の自分がちょうどあってるせいなのか、彼女の幻影を追いかける彼に感情移入していきました。

 この映画の中での彼女の内側から光り輝くような魅力はどうやって身につけるのだろうかと思います。生命の輝き(彼女の笑顔)は時代を経ても変わらないことを教えてくれます。
 僅かに交わした会話であっても、何年も忘れられなかったりしますからね〜。(笑)
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