追悼ジュリアン・サンズその6。『眺めのいい部屋』より前の作品で25歳頃でしょうか。とっても若いジュリアン・サンズが観れますがちょい役です。カンボジア内戦を取材した記者の実話を元に制作されたものです。記者のシドニーと彼の助手として雇われたカンボジア人ディス・プランを中心とした話しです。ディス・プランを通してカンボジア内戦の悲惨さが伝わります。同じカンボジア人でも些細な理由で簡単に殺したり、子供を戦闘員として教育していくクメール・ルージュって怖いですね。あまりカンボジア内戦のことを知らなかったので調べてみたら色々複雑。結局はアメリカが絡んだいざこざでカンボジアの人はその酷いとばっちりを受けたという感じなんですが。最後の締めはめでたし、な感じなのですがなんかモヤモヤ。ディス・プランが良い人過ぎるんだよな、と思ってしまいました。
