2002年公開
監督 ： マーティン・スコセッシ
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19世紀初頭のニューヨークで縄張り争いを続けるギャング同士の抗争と愛憎を描いたお話。
決意と行動力って、追い詰められてる度が高い日常によって養われるよねっていう御話し。生みの親を目の前で殺され、心の復讐を抱きながら、目の前の糧のために仇の懐に入っていくわけだけど、その心の折り合いがつらい。でも、決断していかないと生きていけないほどのカオスな街っぷりが愉快。こんな状態から人間社会は秩序を構築していくんだから、すごいなあって、そんなところを見つつも、そこには嫌われる勇気云々とかかすむくらいの決断力の日々だよなあなんて。
ただまあ、長いのと、オチそんなんかいっていう思いはありつつ、ダニエル・デイ・ルイスの演技がもうさすがすぎ。
