きゃら

羊たちの沈黙のきゃらのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
3.5
サイコサスペンスの金字塔と言われているこの映画。
ずいぶん前に観たけどレクター博士の顔下半分のマスクをした顔だけしか覚えてませんでした。
今回再鑑賞したけど、やっぱりそこまでハマりませんでした…。

もちろんレクター博士のあの恐ろしい所業には度肝を抜かれましたが、そこがピークだったかな。

んで、レクターさんはあの後どうなったんですか(しばらく描かれない)?
とか
何でレクターさんに連続殺人犯の事を聞くの?FBIでしょ、自分達で考えないの?とか思ってしまって少し白けてしまいました。

レクターさんの事と連続殺人犯のお話の2本柱になっているところも、どちらに興味の重きを置いたら良いのか気持ちが散漫になってしまったのでそこも残念でした。
それと、このFBI訓練生は1人で行動しすぎです。危な過ぎるでしょ。

ジョディ・フォスターさんの彫刻のようなお顔の美しさとアンソニー・ホプキンスさんの怪演を見られたのは良かったです。

この映画が公開された当時としては衝撃的な内容だったのかなとは思いました。

日々、自分が現代の衝撃的な内容の作品を観てるので耐性が出来てしまい、ちょっとやそっとでは驚かなくなってるのでしょうか。
それは由々しき事ですな…。

ちなみに自分はカニバリズムは非現実的に感じあまりピンと来ないので、連続殺人犯のしている事のほうが怖かったです。
きゃら

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