タナカ商店

ポテチのタナカ商店のレビュー・感想・評価

ポテチ(2012年製作の映画)
3.6
空き巣をやってる主人公はプロ野球選手の尾崎の家に忍び込む。
今まさに試合中なので尾崎が戻ってくることは有り得ない。
空き巣に入った家で呑気に試合観戦をしていると突然電話がかかってきて…


原作は伊坂幸太郎の短編。
上映時間も68分と短い。
最初は独特の台詞回しが気になって物語に集中できなかった。
中盤ぐらいになってようやく慣れてきたかな。

主人公は尾崎の大ファンなのだが異常とも思えるほど熱心に応援している。
その理由が何とも切ない…

仙醍キングスという架空の球団が出てくるがユニフォームを見た感じは楽天イーグルスっぽい(笑)


狙いすぎな演出があったけどラストは爽快感があって好き。
「ホームランなんて球が遠くに飛ぶだけ」という台詞があるが、それだけのことで感動するのが野球の面白いところだなぁ…
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