空き巣稼業の青年・今村とその仲間が繰り広げるちょっと笑って少し泣ける人間ドラマ。
「ホームランなんて、ただ球が遠くに飛ぶだけじゃん。」けっこうふざけた台詞だが、なかなか印象に残るいい台詞だ。そんなこと言ったらほとんどのスポーツが速いか遠いか強いだけやんか(笑)
空き巣仲間の面々がみんないいキャラしていた。大森南朋が演じる兄貴分の空き巣は、掴めないキャラだが得体の知れない凄みがあった。木村文乃はサバサバしているようで怒りっぽく、とにかくキレイ。濱田岳は安定のいい人感(空巣だが)。ストーリー的にもほっこり感動できるいい話だった。