ほーく

ハリー・ポッターと賢者の石のほーくのレビュー・感想・評価

3.5
昨夜はお見苦しいところをお見せしてしまいました。
でも、後悔はしていません(キリッ)

ちなみに、これは2002年2月19日に自サイトにアップした記事です。
 まあ、及第点といったところ。原作の1巻の内容にほぼ忠実な脚本に、ど派手な特殊効果映像をふんだんに用い、無難にまとめあげたというのが率直な感想だ。それ故に、無難以上の何者でもない。まあ、もともと舞台設定の説明を兼ねているシリーズものの1巻という制約から、テンポが悪くなるのも仕方ないのかもしれない。ただ、あまりにも退屈なシーンが多すぎる。見所は、もちろん、クィディッチ、トロール、クライマックス。その継ぎ目が緩急がついていないので眠たくなってしまうのだ。実は、こんな事を書きながら、3回も鑑賞している。最初のときはクライマックスを、3回目のときはクィディッチのシーンで寝てしまった。まあ、一度観れば充分という程度だ。ただ、功績も認めざるを得ない。子供だましとはいえ、あれだけ視覚に訴える映像を繰り出したのは、さすがクリス・コロンバスといったところ。どういった映像が子供を喜ばせるかを知っている。横丁のシーンとかこっちもわくわくしたもんなあ。キャスティングに関しては、危なげない。ハリーは実にイメージ通りでこのまま、どこまで彼で撮影できるかが勝負であろう。ちなみに、ハーマイオニーが実にキュートだと思っているのは秘密である。
ほーく

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