経年変化

追想のオリアナの経年変化のレビュー・感想・評価

追想のオリアナ(1984年製作の映画)
4.8
カメラドール受賞作品。
入れ子式になった回想の境界線上をシームレスに往来する叙述を経て、そこかしこに点在する“写真”というファクターが最終盤で時空を越えて線形を成す。その瞬間、索漠とした光景に浮かび上がる尊厳の美しさに意識がブッ飛びそうになってしまった