森田和敬

汚れた顔の天使の森田和敬のレビュー・感想・評価

汚れた顔の天使(1938年製作の映画)
5.0
キャグニーの為に作られた
キャグニーでなければ出来なかった映画と言っても良いね

前半のタッチはキャグニーの陽の部分
ココを比較的ジックリ目に撮っているからこそ中盤以降の悲しくて切ない展開が際立つ

キャグニーが本格的に狙われてからの淀んだ空気が良い
泣き喚くロッキー
ラストの神父の表情
ああいう演出は腕がなきゃ出来ないね
森田和敬

森田和敬