れちゃん

動物、動物たちのれちゃんのレビュー・感想・評価

動物、動物たち(1994年製作の映画)
4.4
今回はこちらを楽しみにしての鑑賞。
長らく閉まっていた博物館で、動物の剥製を展示するための準備期間のドキュメンタリー。

ところどころ差し込まれる、つぶらな瞳の猿🐵の静止画
か、かわいい☺️
あと、冒頭の方でガラスケースをバリンバリン割るシーンの音が心地よかった。

博物館で働く人々のプロフェッショナル具合に脱帽。
埃をはらって、色を塗り、接着剤で取れた羽根をつける。
魚に動きをつけるには?蝶を500羽?🦋

最後の方で、動物が密集しすぎていてどうしたらいいか?という相談をしている人が印象に残った。
ただどうしたらいい?と聞くのではなくて、今の状況がなぜ起こっているのかを説明した上で、だからこうしたらいいと思うけど、どう思うか?と続けていたのを見て、あぁいい問いかけの仕方だなと感じた。
行進しているように見せるためにジグザグにして、外を向かせろ というのが答えだった。
問いも良ければ答えもいい。

当たり前だけど、革を立体に貼り付けて、ガラスのおめめ👀を埋め込んで、剥製は完成する。
目のコレクションの中でどれを入れるか…と選んでるシーンもあった。
れちゃん

れちゃん