ジョージ

プリンセスと魔法のキスのジョージのレビュー・感想・評価

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)
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えっあたしまだログ書いてない?!
ディズニーの中でもこの映画はなんで今まで見てなかったの?ってくらい印象深く好き。

自分のレストランを持つことを夢見るティアナが政略結婚の為にニューオーリンズへ訪れたが魔術師にカエルの姿へ変えられてしまった王子と出会い、自分もカエルの姿に変えられてしまった。ワニやホタルの仲間を引き連れ2人は人間に戻るための旅をすることに。

そんな話。
この映画でニューオーリンズは陽気な音楽の街ってイメージがつきましたね。デザインがレトロで可愛いとこも好きだけどファシリエが魔術使うシーンでは怪しげな雰囲気も加わって毒々しい色合いになるとこも好きなんですよね。
作中の音楽もジャズな雰囲気で好み。キャラクターも「愛より夢が大事で努力できるティアナ」、「愛に溢れたプリンセスを夢見る自由奔放なシャーロット」「自由を愛し享楽的な王子ナヴィーン」って組み合わせが良い。
大きなテーマとしては愛か金か、なにが本物で偽物なのかってのもありますよね。
最初、ティアナもナヴィーンも(あとローレンスやファリシエも)金目当てで動いてたのが愛を知る過程とかね。
そしてルイスもティアナもシャーロットも、みんな夢を持ってるんですよね……眩しいくらい生き生きしてるとこが好き。
ナヴィーンは享楽を突き抜けてる感じもね。
それだけじゃダメなのよって教えるのがティアナなわけですけど。そしてそのティアナたちに愛を教えてくれるのがママ・オーディンとレイなんですよね…。
レイがねぇ、ホントに良いんですよ…や、この作品良い子揃ってて…陽気でジャズが好きなルイスもいいけどレイが本当に……。
友達のために小さな体をめいいっぱい張って頑張るしさ……愛に生きてるし光り輝く『彼女』に純粋な想いを寄せてる…。いいオスだよアンタ……。
ティアナ、夢を叶えるって気持ちが強過ぎて盲目になってるんですよね。ナヴィーンが先に自分の気持ちに気が付いて努力することを決意するけど、でもティアナの夢を叶える為には自分が抱いた気持ちを諦めなきゃいけないの、切な過ぎんか?
ルイスも夢叶えたのに友達のために音楽を捨てて助けにいくのよね…。

とはいえ、カエルだけど王子だからって理由で選ぶことができるシャーロット、やっぱりプリンセスの素質あるし、夢である王子を諦めてもティアナを大切にしてくれるシャーロット最高にいい女じゃない???君こそプリンセスだよ……。
レイがエヴァジェリーンの隣に行けるって意味では夢は叶ったね…。
エンディングも最高なんですよ……ゆめが叶うのねみんな。ディズニーらしい夢と愛に溢れた映画でしたね。
ジョージ

ジョージ