mingo

姿なき目撃者のmingoのレビュー・感想・評価

姿なき目撃者(1955年製作の映画)
4.1
邦画サスペンス埋もれた傑作がまだまだあるなと思わせるくらいにはめちゃくちゃ面白い。「ゴジラの逆襲」の日高繁明の長編デビュー作にして50年代サスペンスの傑作。
話題に上がった「左ききの狙撃手東京湾」のお化け煙突みたいな不気味なお化け教会だったり、川縁のボロボロの風鈴小屋だったりロング気味で捉えたショットの数々が脳裏に焼き付いて離れない。
またロケーションを活かした撮影に、宝塚出身で社長シリーズの越路吹雪や久慈あさみなど女性陣の熱演がひかる。小泉博と譲二くんのワイワイ仲良しふれあいも必見。助監に「ニッポン無責任時代」の古澤憲吾。
mingo

mingo