問題から逃げるために問題を重ねてしまう姿が血だらけで痛い。父が血を拭うでもなく抉るでもなく、治そうとすることもせず、愛してるよって目が良かった。家族捨ててるし無責任に映るかもやけど、家族を特別なもの…
>>続きを読む〖1980年代映画:第13回MyFFF:フランス映画〗
1983年製作で、第13回MyFFF(マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル)で上映された作品で、愛を求め、愛に傷つきながらも成長してゆく少…
『悪魔の陽の下に』(1987年)でカンヌ映画祭パルムドールを受賞したモーリス・ピアラ監督が83年に手がけたドラマ。
当時まだ新人女優だったサンドリーヌ・ボネール、姉のキャスティングオーディションに…
このレビューはネタバレを含みます
期待ゼロで観ましたが良い作品だったなぁ。
最初は主人公の子、男っぽいルックスだなと思っていましたが、なんて魅力的なのだろう。可愛い。えくぼね。片方だけ置いてきちゃったんだっけ。
パパとの会話いいなぁ…
15歳のシュザンヌは恋人がいても違う男を渡り歩く。そんな彼女の振る舞いに家族同士も険悪になる。
印象的なシーン
・オープニングの船の上のシュザンヌ
・恋人のリュックも可愛い
・海兵とアメリカ人に囲…
2024年02月03日Amazonプライム、無料配信。
1983年フランス映画。
監督はヌーベルバーグとは距離を置いて独自のスタンスで撮り続けてきたピアラが監督・脚本。
思春期の少女の不安定な生き…
人間らしく、喜怒哀楽+欲望に任せて生きている彼ら。シュザンヌは愛に飢え過ぎているのか人を愛し過ぎて自己憐憫に陥ってしまうのを避けているのか
「お前は人を愛さない、愛されたいだけだ」という父の言葉が刺…
不幸というのは目に見えるものではなく、幸福もまた同じであり
モラルに反することや刹那的な関係を重ねることで満たされたのか満たされないのかもぼんやりしていて
それを望んで手に入れたのか否か、望んで…