綾

レ・ミゼラブルの綾のレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(1957年製作の映画)
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Geoで棚を見て回っているとき、ふと目に留まって。店舗でブラウジングするのは高校生ぶりで楽しかった〜〜!毎週末、旧作5本で千円、めっちゃ悩んでたなあ。懐かしい。TSUTAYAなくなっちゃってかなしかったけど、Geoまだおってくれてありがとう…!

映画版レミゼは、3作目。こうなったら他バージョンも観てみたい。

より原作に沿ったストーリーで、ちょっと長く感じたけれど、やっぱりレミゼは良い。時代とともに少しずつ変化しながらも愛され続けるのは、まるで神話のよう。

原作でいちばん好きな「海よりも、とてつもなく大きなものがある — それは空だ。さらに、空よりも、とてつもなく大きなものがある — それは人間の魂である」が(言葉は少し違えど)登場して嬉しかった。冒頭のユゴーの言葉も。

(ただ観てるだけなのに頭のなかに音楽が流れ始めたの、クロード=ミシェル・シェーンベルクの凄さを改めて…)

「天使を失ったとき、男は死んだ」

そういえば、きちんとフランス語が話されているレミゼは初めて…!観られてよかった。淡々としながらも、厳しさや愛が感じられる作品でした。
綾