のり

周遊する蒸気船ののりのレビュー・感想・評価

周遊する蒸気船(1935年製作の映画)
4.6
ジョン・フォード監督の個人的なイメージ(硬派な西部劇や開拓物)にそぐわない喜劇。約80分でも大満足。表現が拙いけどつなぎが上手い。シーンのつながりに一貫性を持ったまま突っ走ってるから退屈な場面がなかった。

マーク数が少ないものの平均スコアの高さにも納得。おもしろいだけでなく南部の人々を中心に南北戦争直後のアメリカのパワーを感じる。アメリカを知ってほしい感じてほしいっていうメッセージに見えた。

80年前の映画だけどギャグには声出して笑った。特にラストの船レース。
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