ポコ太郎

風と共に去りぬのポコ太郎のレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
4.0
2024-11

4時間近くある事で有名な長編映画。こてこての恋愛作品と思われがちだが、主人公のスカーレットが南北戦争をはじめ数々の苦難を行動力で乗り越えていく話。

かなり長い作品なのもあって身構えてしまったが、次から次へと発展していくストーリーが面白くて時間の長さを全然感じなかった。最初は主人公のスカーレットに好感が持てなかったが、見方を変えればただ一途なだけ。前半が終わる頃には彼女の魅力にゾッコンになっていた。
さすが名画といわれるだけはある面白さ!

長尺な上80年以上前の作品なので精神的な敷居が高くなりがち。しかしそれを乗り越えてでも見る価値のある作品。万人うけする内容なので、機会があれば若い人にも布教していきたい一本。