ミナズキ

砂の女のミナズキのレビュー・感想・評価

砂の女(1964年製作の映画)
3.0
勅使河原宏監督作品。安部公房原作・脚本。147分。モノクロ。

-2024/1/3(水)-③
原作がすごく好きなので映画を見れて良かったです。
オープニングのキャスト紹介のシーンはとても独特なものでおしゃれに感じました。自分の存在を保証できるものとして、指紋、印鑑などが使われていた点が良かったです。
最初は逃げ出すのに必死な主人公でしたが、次第に逃げる気力を失い砂の中の生活に順応していく。
ラストも小説と同じで失踪届けの紙で終わっていました。
個人的にはちょっと長い気がしました。
あと、話が難しかったです。
小説を読んだことがない人はぜひ読んでみてください。とても素晴らしいですよ。