Sng

幸せの経済学のSngのレビュー・感想・評価

幸せの経済学(2010年製作の映画)
4.0
グローバリゼーションがもたらす問題点を8つの視点から解説。世の中の矛盾が溢れ出してる。受け身になって見ていたらよく分からない映画という感想で終わってしまうかもしれない。自分の選択をするために見る映画。頭をはたらかせながら、自分は何をすべきか考えるための材料。

「産業は緑の革命の時代へ。表面的な解決策が社会に広がり、消費者1人1人の努力が強調されています。車の運転を控え、省エネ商品を使い、エコ製品を買うことが推奨されている。」「しかし1人1人の力では限界があります。問題の根本から見直す必要があるのです。それは巨大化した大企業の強大な権力が制御不能なほど膨れ上がっていることです。」「実は多国籍企業や富裕階級に力を与えてしまっているのは私たち自身なのです。力を持ち続ける大企業に私たちが反対の声をあげれば事態は改善に向かいます。」

35分ほどから解決策の提示へ。「今こそローカライゼーションを始める時です。」地域での循環が起きるような消費をする。メガバンクにお金を委ねない。都会生活と多国籍企業の恩恵にどっぷり浸かってる自分にはハードル高いことが多いけど、自分たちが作った借金は取り戻さなければ。子供たちに何を残すか?考えましょう。
Sng

Sng