あー

サハラ戦車隊のあーのレビュー・感想・評価

サハラ戦車隊(1943年製作の映画)
4.5
うわーッ。これは好みの映画だーッ。

この声は!!
と、出演者も見ずに「戦車」の文字だけで
観始めたら、そうです。
ハンフリー・ボガートでした🙌
彼の特徴的な声と流れるような
少し早い会話の仕方が好きなのです。
そして出る出る粋な台詞ッッッ。

1942年の北アフリカ戦線。
アメリカ軍は全軍撤退を発令するが、
ハンフリー・ボガート演じるガン軍曹、
戦車乗組員のジミーとウェイコの3名は
M3中戦車の故障で取り残されてしまう。
※アメリカ陸軍全面協力により実車

三方を敵に囲まれ、
逃げるは南の悪路のみ。

戦車を修理していざ出発!!

途中で出会う
取り残されたイギリス軍5名と
自由フランス軍の伍長1名。

彼らを乗せて進んでいくと、
イタリア人捕虜を連れた
スーダン軍のタンブール曹長。

タンブール曹長は地理に明るく、
井戸の場所がわかる。

イタリア人捕虜には携帯食料だけ渡し、
その場を去ろうとする。

戦車に残された水と人数を考えると、
捕虜は残していくのが戦争の無慈悲さ。
携帯食料だけでも渡すガン軍曹ーッ!!

からの無情さも感じてからの...
ガン軍曹ーッッッ!!!!!!

更に一機のドイツ軍の戦闘機に襲われ、
応戦しナチス兵も捕虜に。

大所帯となったパーティは、
砂嵐(とんでもない砂嵐だ!!)の中、
ようやくたどり着いた2個目の井戸へ。

そこの水も枯れ果てていたが、
わずかな水の滴りが。

とにかく胸をくすぐられる台詞と、
国を超えてチーム一丸となる様。

そして、後半はコレは戦争映画なんだ。

と、姿勢を正し泣きそうになっちゃう。

戦車はそんなに活躍せんかったが、
滴る水を溜めるタンブール曹長が
良い人すぎて胸が熱くなったッ!!!

集まった水をまずはそこにいる
メンバーに先に回すガン軍曹にも!!
捕虜の見張りの人よりは先飲んだがw

ナチス兵との交渉にも粋な台詞で返す
ガン軍曹に敬礼ッッッ。
あー

あー