Ryu

ザ・ローリング・ストーンズ/レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザーのRyuのレビュー・感想・評価

3.7
ローリング・ストーンズが1981年に行ったアメリカツアーを収録したドキュメンタリー。

早いもんでチャーリー・ワッツが亡くなってからもう一年になります。このツアーの時は既に白髪まじりでハゲかかっていますが、みんなまだ40歳前後なんですね。
ドキュメンタリーの部類にはなりますが、インタビューなどは全然なくてほとんどライブ映像となっております。曲目も25曲もあるんですが、そこまでファンではない自分としては3分の1くらいしか知りませんでした。それでもやっぱりカッコイイしテンション上がりますね。
ほとんどライブ映像なんですが、そのまま流している訳ではなく、色々編集したりしています。このツアーのプレビューみたいな感じだったり、過去の映像だったりを交えています。メンバーの子供の頃の写真を入れたりするのはおもしろいですね。みんな可愛かったけどちゃんと面影もありました。あと、急に戦時中と思われる映像が流れてきて思いっきり生首(本物?)が写ったのはちょっとビックリしました。メンバーの年齢を考えるとギリギリ戦争も知っている世代ですからね。
「ホンキー・トンク・ウィメン」の時に現地の人だろうか、たくさんの女性が踊る演出はスゴかったなぁ。今だと絶対できないであろうこの演出が時代とストーンズの大きさを感じさせます。ミック・ジャガーが女性たちに囲まれる中、ちっちゃい女の子の頭にキスしたロン・ウッドが可愛らしかった(笑)。
相変わらずリズム隊の2人はクールですが、前の3人はテンション高いですね(笑)。特にミック・ジャガーはホントにスゴい。歌いながら走り回るしホントにエネルギッシュです。
知らない曲もたくさんあったけど、ライブ映像は盛り上がるし、やっぱりストーンズはめちゃくちゃかっこよかったです。
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