好きと言っていいでしょう

ジャスティスの好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

ジャスティス(1979年製作の映画)
3.8
監督がノーマン・ジェイソンで、脚本がバリー・レヴィンソンで主演がアル・パチーノとなかなか豪華な映画です。

アル・パチーノの法廷ものですが、法廷に向けて資料を集めて、どうやって勝つかという王道な話ではなかったです。

コミカルなシーンも多く、高所恐怖症のアル・パチーノをヘリコプターに乗せて怖がらせるところは面白かったです。

若干マイケルの面影がまだありますが、今回はブチ切れて車を叩き割ったり、お得意の演説をしたりといつものアル・パチーノらしさ満載でした。

しかもこのラストの演説が素晴らしいので、ここだけで一見の価値があります。

今まで敵対していた判事を政治パフォーマンスとして弁護する側にされ、しかも有罪とわかっていてこのまま弁護士としての仕事を全うするのか、それとも本来の弁護士としての正義を貫くのかという中で、アル・パチーノはどういう行動をとるのかは見てのお楽しみです。