公開50周年にして初観賞。
期待以上に面白かった…!
底知れない恐ろしさの中に慈悲と温かさを感じるマーロン・ブランドの演技が圧倒的。
結婚式に始まり葬式を経て洗礼式で終わるコッポラ監督の演出、あまりにも有名なニーノ・ロータの音楽や馬の生首など名作を堪能。
知性と情熱に溢れカリスマ性ある三男アル・パチーノ、非イタリア系ながら相談役で忠義を尽くすロバート・デュヴァル、冷酷なドンに変容する夫を見つめるダイアン・キートン。
血の気が多くボスの器ではない長男ジェームズ・カーン良かった。
カンノーリの台詞でお馴染みリチャード・カステラーノも好き。
今一番面白いドラマのひとつイエローストーンをはじめ、マフィア映画の金字塔「ゴッドファーザー」が下敷きになっている作品がいかに多いかその影響力を改めて実感した。