このレビューはネタバレを含みます
序盤★2 中盤★1.5 終盤★2
良い点
◯“ゾンビ映画”の撮影を通じて“活き活き”とし始める登場人物らは微笑ましい。
◯味付け海苔のパリパリとした音が美味しそう。
気になる点
●同監督による後作『横道世之介』でも思ったが少し“台詞や描写が足らず”、こちらが物語の余白を汲み取って補完する作風が肌に合わない。
●逆に“痔の大物俳優”だけで充分なのに“虫を嫌う”までのキャラ設定は過多に思える。
☆総評
あらすじは抜群に興味を惹かれるものだったが、その“骨組み”に対しての“肉付け”をそんなに面白いとは思えなかった。
自分とは感性の合わない作り手を数人は認識しているが、この沖田監督もそのひとりだと確信する。
まっ合わなくても毛嫌いせず面白そうなら沖田作品でも観ますけどね!
2021年233本目(+短編15本)