tacky

ミスター・ベースボールのtackyのレビュー・感想・評価

ミスター・ベースボール(1992年製作の映画)
3.0
「インディー・ジョーンズ」になれなかったトム・セレックと、日本語英語をやたら発揮していた当時の健さんと、いつの間にか消えていった高梨亜矢の、ベースボールコメディ。

この当時はメジャーリーガーが、日本野球を馬鹿にしてた時代なので、アメリカ人が描いたにしては、まともな描き方には好感が持てた。(唯一、セレックと亜矢のお風呂のシーンは、ありえない。まるで、その手の風俗みたいである。)
それと、中日全面協力なので、実在のセリーグ4球団がユニホームからそのままなのと、手回しスコアボード時代のナゴヤ球場を借り切っての撮影が、エキストラ1万人を動員していて、とても迫力あった。

肝心の中身は、チャンチャンコメディたし、クライマックスなんかは、「メジャー・リーグ」のパクリだけど、微笑ましかった。

あんまり深く考えない作品なので、この評価です。
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