古い映画だと思ってみはじめたが
未来の日本かもしれないと思った
ボロは来てても心は錦とは
良いのだろうかどうなのだろうか
この環境が生まれる現実に批判を持つより
体制に溶け込みたいと願うロゼッタ
自分が上に行けるなら
他人を蹴落としていいと思う思考回路
最近よく見る陰謀論の与党信者がよぎる
池に落ちて上がれないシーンが2度ある
比喩的で実に辛い
ロゼッタは
助けてくれる人を作ると良いのだけど
作れない
最後に手を伸ばしてくれたのは
一度助けたからだと思うんだよね
相手が助けてもらったと感じたから
振り払わずに伸ばされた手を
掴める人になるといい
とても身に積まされる話だった