ジョンカサヴェテス監督作品。
浮彫りになる一つの「愛」の形。
監督作は色々観てるけど「こわれゆく女」の強烈な印象だけが残されて、他の作品はぼんやりと、、^^;
ということで、約15年振りの鑑賞。
1シーン、1シーンがいちいちツボ。ツボの嵐。
カサヴェテスもジーナローランズもいいお年だけど、そんなの関係なし!
投げキッスしまくるシーンはキューティクル!
こんな風に年をとりたいものですね、、
ロバートは、沢山の女性に囲まれたモテモテ男。過去の傷により彼女らに深い感情は抱くことは無かった。
それに対し、姉のサラに抱く深い愛情は一目瞭然。
この対比が素晴らしい、、
姉のサラが離れていく夫と娘に対する目線、そして夫と娘からの目線、、この辺はとても痛々しく、そしてリアルに描かれる。
時には胸を突き刺すようなシーンもあるけれど、それ以上に胸を優しくマッサージされてる様な感覚が心地いい。ずっと観ていたい。