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女狐のlemmonのレビュー・感想・評価

女狐(1950年製作の映画)
2.6
マイケルパウエル監督作らしく、テクニカラーの美しさ、奇抜なショットと、ただでは転ばない何かしら観客の脳裏に焼き付けてやろうとする圧は感じた。

粗野な男と、真面目な男の対比。真ん中には少女漫画のような無垢な少女。ただしジプシーの娘というレッテルが貼られている。

粗野な男デヴィッドファーラーの妖気、真面目な男シリルキューザックはぴったり。キューザックには真面目さ故に、もうひと暴れ人間の性が見えてくると楽しかった気がするなあ。

ラストは笑った。
「Gone to earth」そのままやん。


申し訳ないが、ジョーンズが、、、あの台詞回しはキツかった。あれが正解だったかわからないが、自分にはダメだった。ヒロインが魅力的に見えない致命傷。
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