人生の分岐点は、ある日突然やってくる。
ランジェリーショップで働く真面目なマルシアは、ある日突然、女の子同士のカップルのマオとベロニカにさらわれてしまう。
不器用な3人が、本物の愛を求めてさまようロードムービー。
旅の途中、ベロニカの叔母さんの家を尋ねることになった3人。
そこで青年を巻き込む4角関係に。
それぞれがきっと孤独を感じていて、それを埋めるために愛を探す。
叔母さんのダンスや、皆での食事やボートも、
“愛の証明”の海へ、3人がかけ出すシーンも、
なんども出てくるシャチ、エンディングの波の音も、
なんだか、一つ一つが心地よく、キラキラして見えた。
観終わって時間が経つほど、心にじんわりくる映画だった。
ところで、マルシアが見ていた料理番組。
砂糖漬けのトマトスウィートバジルに椎茸…一体どんな料理なんだろう!