とても質の高い映画だったと思う。設定がロマンチックだし、真っ直ぐな恋愛が描かれていて素敵なラブストーリーだった。
中山さんが一人二役を演じていたが、本当に別人のようだった。最初は、似た役者をよく集められたなぁと思ってしまったくらい。中山さんはここまで演技が上手い方という印象はなかったので、正直驚きだった。
2人の”樹”の淡い恋がとてもいじらしくて。図書カードは、樹から樹へのlove letterだったんですね。スマホやラインがない時代特有の焦ったい空気感を上手く表現できていたと思う。
地元がロケ地だから懐かしくなった。あの家が火事でなくなったのは残念だけど、いつかロケ地巡りしてみたい。
