ゴン吉

血と怒りの河のゴン吉のレビュー・感想・評価

血と怒りの河(1968年製作の映画)
4.0
メキシコ盗賊団のアメリカ人青年の苦悩を描いた西部劇。 

メキシコ国境付近のテキサスの田舎町でパーティーが開かれていた。
そこにメキシコの盗賊団が襲撃する。
たまたま治療具を取りに戻った医者の娘が、盗賊の一人に襲われる。
しかし盗賊団の一味の青い目をした白人青年アズールに助けられる。
その後、アズールは仲間に撃たれてしまうが、医者の父娘の治療を受け、匿われながら養生する。
やがで盗賊一味が再び町を襲撃にやって来る。
国境の河で開拓民はメキシコ盗賊団を迎え撃つが……   

まだアメリカとメキシコの国境が確立されていない時代。
両親を失い、孤児になった幼いアズールを育ててくれたのがメキシコ人盗賊団のリーダー。
育ての親である盗賊団のメキシコ人リーダーと命の恩人であるアメリカ人の間に立たされ、苦悩するアズール。
葛藤の末、彼が選択した道は果たして..... 
切ない作品です。  

BS TVで鑑賞
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