坂本ネコ

オリンダのリストランテの坂本ネコのレビュー・感想・評価

オリンダのリストランテ(2001年製作の映画)
3.8
アルゼンチンが舞台の優しい映画。
ブエノスアイレスでリストランテを営むオリンダおばちゃんの元に、一文無しのドイツ人青年が転がり込んでくる。

イタリア移民で、長年1人で頑張って来たせいか意地っ張りで素直じゃないオリンダが、彼が生活に入って来てから徐々にゆったりと変化して行くのが自然で、じんわりとしました。
彼女の作る料理は雑だけど、ママの作る料理!って感じで観ていて楽しい。
オリンダの周りにいる人がまた味があって良い。
ふーっと深呼吸して、まだまだこれからだ。と思えるような作品でした。
坂本ネコ

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