「ファニーゲーム U.S.A.」を初鑑賞してみた。オリジナルは先日観たばかりなので予備知識は満載だ。監督はミヒャエル・ハネケ。オリジナルとリメイク共に同じ監督ってのは割りと珍しいのかも。
同じ監督なので再限度は高い様子。オープニングから、ほぼ同じ。違うのはキャスティングぐらいかな。まぁ、そういう類いの映画やからね。ふむふむ、セルフリメイクのようだ。
さてと、問題のシーンをリメイクでも見る。オリジナルが衝撃的過ぎたので2度目は少し軽く感じてしまう。その後の長回しを含め。オリジナルの方が、もうどにもならないような打ちのめされた感じが強いと思える。まぁ、2度目なので。
さてと、キャスティングはナオミ・ワッツとティム・ロスが夫婦なのね。悪くは無いとは思うが妻の方はオリジナルの方が振り幅の大きい演技だと感じる。
リメイクなので致し方は無いんやけど、あそこまで感情に落差のある演技を見た後では多少なりとも霞むかな…なんて。
主犯格であるマイケル・ピットも雰囲気は悪くないがオリジナルのヒトと比べると嫌らしさは少し劣るような気がした。
ただ、決定的に違うトコロは主犯格である男の短パンの丈の長さだと感じた、言わばどうでも良い話。コンバースオールスターの白いスニーカーは同じと言うのも…どうでも良い余談かな。
