・ジャンル
エイリアンホラー/ジュヴナイル/スラッシャー
・あらすじ
同級生達と気が合わず弟ゲイリーやその友達であるジャック、マイルスらと共にプロレスに興じヒーロー映画を撮影していた女子高生のサマンサ
そんな彼らの元に彼女の同級生の不良ビリーとその仲間であるトリッシュとダラスが現れる
弟やその友達と遊ぶサマンサを仲間達が嘲笑う中、ビリーは彼女に好意を示す
それを受けて彼女自身もまた彼に好意を抱き、撮影を抜けてしまう
姉であり親友の彼女を奪われたゲイリーはそれに憤慨し報復を開始する
しかし年上のビリーに叶うはずもなかった
そしてハロウィンの夜、両親が留守となりビリー達はゲイリー達の家でパーティーを開催
家が荒れ放題になりサマンサとビリーが揉めていると閃光と共にエイリアン達が現れ…
・感想
POV/ファウンドフッテージホラーのオムニバス作品シリーズ「V/H/S」2作目に収録されたエピソード「Slumber Party Alien Abduction」のスピンオフとして製作された作品
以前登録申請したのが最近やっと来たので鑑賞
基本的に大元の作品と流れはあまり変わらず作品の規模を拡大し、登場人物を変えて家族愛や友情によりフォーカスを当てた内容
なのでそこまで期待外れと言うほどではなかったものの「V/H/S」シリーズのスピンオフにも関わらずPOV要素は僅かで凡庸な劇映画となっていたりゴア描写がエイリアンの物ばかりで人間の身体破壊がさほど見られなかったりと惜しい点が多かった
良かった部分としてはハロウィンパーティーがEDM仕様になっていた事によるビビッドな色彩や湖底に隠された宇宙船と思しき物の内部がダークファンタジーな特撮の様な趣でビジュアルとして悪くなかった点
そしてベタな家族愛と友情のドラマが意外と入り込みやすかった所
ただプロレス要素はもっと欲しかったかなぁ、剣で戦うとかじゃなくて…
ドロップキックだけじゃさすがに物足りなかった…
まぁB級作品にしてはちゃんとしてる部類だし尺も短めなので暇潰しにはなるかな?
元作品と同じくちゃんとバッドエンドだったし