CHEBUNBUN

「太陽」を売った少女のCHEBUNBUNのレビュー・感想・評価

「太陽」を売った少女(1999年製作の映画)
4.0
【本当に《太陽》を売っていた】
MUBIで、セネガル映画が配信されていた。足に障がいを抱えた少女が、新聞を売る少年を見て、「あたいも新聞売るわ!」とタイトル通り《太陽(LE SOLEILE)》を売るという内容。

これだけ聞くと凡庸な気がするのだが、劇中に登場する障がい者の動きと独特なリズムが妙に新鮮。しかも、途中でミュージカルに化けた時、「ブラボー」と叫びたくなった。

もちろん、話も骨がある。少女が警察署のようなところに殴り込みにいく緊迫感。健常な少年たちを倒していく様に強烈なメッセージが込められていた。

素敵だ♡
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