片腕マシンボーイ

YOKOHAMAの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

YOKOHAMA(2024年製作の映画)
2.0
イズちゃんが出ているから観たかっただけで内容も知らんと観にいったらば、ほんまにイズちゃんがバチクソ可愛かったとこ以外は見どころ皆無で、3話のオムニバスなんやが、イズちゃんがヒロインの1話目以外はず〜っと眠かったよ!

イズちゃんとは?
そうね、まぁそんなことは無いとは思うんやが、中にはもしかしたらイズちゃんの事をよく知らないよ、って人もいるかもしれないから説明するよ
うむ、イズちゃんとは「仮面ライダーゼロワン」に登場するメインヒロインで、飛電インテリジェンスが開発した秘書型AIアシスタントヒューマギアの〝イズ〟の事なんよね!
そう、イズちゃんはあくまでも人ではなく人型のロボットであるわけで、メインヒロインがロボットとかどうなん?なる方もいるかもしれないんやが、仕事は完璧ながらどこか人工物的な冷たさを感じさせるイズちゃんが、飛電インテリジェンスの新任社長兼仮面ライダーゼロワン装着者の飛電或人をはじめ、多くの人々やヒューマギア達と関わっていくうちに様々な感情をラーニングし人間的な温かみを増していく、っつ〜ところがゼロワンシリーズの最大の見どころやったんよ!ぺろぺろ、そして人間以上に人間らしく成長したイズちゃんが滅の攻撃を受け爆破飛散した時のマシンボーイの哀しみといったら……ぐふぅ
そうね!イズちゃんは歴代仮面ライダーヒロインの中でもトップクラスにマシンボーイのお気に入りのヒロインなワケなんよ!ぺろぺろぺろぺろ、ちなみにイズちゃんは仮面ライダーゼロツーの装着者でもあるからな!どやぁ

さ、本作の1本目「贋作」にはそんな難しい役どころのイズちゃんを見事に演じきった鶴嶋乃愛ちゃんがヒロインで出ているのよ、ぺろぺろ
いやぁ、その「贋作」なんですがね、監督が前作「僕らはみーんな生きている」でも乃愛ちゃんと組んでいて、そっちは結構良かったから期待して観たんやが……うん、途中までは全然悪くなかったんやが、後半にぶっ込まれるドライブシーンの前時代的メロドラマ感とか観ていて恥ずかしかったし、終盤急に不穏な空気なったのにそこで終わる打ち切り感よ、正直何が言いたいのかもよく分からない中途半端な作品でして、結局残るものと言えば桃紫髪のギャル乃愛ちゃんがひたすら可愛いとこだけなんよねぇ、笑うと小さなお口がますますキュウっと小さくなんのがキュートで好っき!
ちなみに主人公は仮面ライダーアギトこと賀集利樹、ブルジョワなんはわかるがヒマそうやし仕事何してるんか一切謎、家賃収入とかで生きていける感じなんかなぁ?


2本目のんは……1番眠かったやつ、最初にワンカットで撮ってます!言うんもダサいし、そのくせ早回しとか小手先な映像演出するんもダサかったね!ただただオシャレでしょ、で魅せたいだけ?
あ……もうすぐ「家出レスラー」が公開になる監督かぁ、俄然期待出来なくなってきたねぇ


3本目のんは……やっぱり眠たかったやつ、日本でジョーカーやってみたかったんかな?よくわからんけど、マシンボーイってば本家の「ジョーカー」もハマらんかったしなぁ、威吹鬼さんでてたんだけは良かったよ!

威吹鬼とは?もちろん「仮面ライダー響鬼」にでてきた仮面ライダー威吹鬼のことね!今もインディーズを中心に映画ではよくみるし、AVソムリエとしても有名なんよねぇ
ちなみに本作のプロデューサー兼3本目の監督は「仮面ライダー響鬼」や「仮面ライダー電王」に出演していた中村優一、マシンボーイは「仮面ライダー響鬼」ん時から中村優一苦手やったんよなぁ、何故かって……中村優一演じる桐谷京介がめちゃんこ嫌なヤツやったんよぉ!


うん、歴代仮面ライダーが4人も関わっていながら、残念ながら全く面白く無かった本作、そもそもタイトルにまで掲げられた〝横浜〟の印象の薄さよ!ひゃー!
もちろんスコアは乃愛ちゃん可愛い過ぎ加点ありだぁ!(+0.5)