ようつべの東映チャンネルで、2週間限定で公開しているので、作業用BGMとして見始めたら、めちゃめちゃ美しい芸者衆の宴会シーンに釘付けになり、そのままラストまで鑑賞してしまった。
このシリーズメチャメチャたくさんあるのね。人気出る理由がわかる。
芸者のお化粧、踊り、衣装、遊郭のセット、すべてが素晴らしかった。
藤純子は360度どの角度から映しても完璧に美しく、豪華で華やかで迫力がある。こういうスターが、今はいない気がする。
相手役の健さんもしかり。九州の炭鉱夫たちを取りまとめる親方さん役。
彼が現れるたびにドキドキして色めきだす。私もいつしかそんな色町の女たちのなかの一人の芸者になった気分にさせてくれる。素敵な贅沢映画。昔は娯楽が少ないし、映画1本作ればほんとにもうかったのでしょうね。
しかし、現在の価値観からみたら、おじさんたちが本当にアウトなことばっかりしでかしてるので、絶対若い世代の人には受け入れられないだろうなとも思いました。