昔の話はもはや全く覚えてない。せめて原点くらい観てから、と思ったけど…まぁそんな時間もないし、そこまでするほどの映画でもないかな…と。
やはり全く怖くはない。でも…である、怖さだけが良いホラー映画ではない、というお手本的な出来。
なんというか…全然怖くもないのに（これは言いすぎか）、しかも昨日の疲れと寝不足で、普通なら撃沈覚悟にも関わらず…見事に完走なのである。
何故か？…映像の、そして音楽含め音響の出来が素晴らしいのだ。わかりやすく言えば、ブレードランナー2049のドゥニ・ヴィルヌーヴの映画を観てるような感じ。
どうやらこの監督、メジャー初監督らしい。今後非常に楽しみである。
主演の女の子がローマにやって来た時に流れるBGMの…なんという1970年代っぽさよ！原点映画のオマージュを感じる。
（個人的に、本来最強の恐怖だと思う）悪魔の世界観をスケールアップさせて、どうかこの監督に原点のリメイクを撮ってもらいたい。
