見ようと思って長い事、見逃してた映画🎞️
こんなドロドロの不倫話やったんや〜🤩
あまりに官能的で情熱的❤️🔥
そして狂おしい程の愛❤️
愛は時として残酷
一度着いた愛の炎は激しく燃え盛る
それは自身にも理由はわからない
やがて愛の炎は周囲をも巻き込んで燃え尽くそうとする🔥
自分の中でも手に負えない魔物となり狂気になる😈
女性が抑圧され、男の保護の元でしか生きられない時代
最果ての土地にも見えるニュージーランドに連れて来られた夫を亡くしたエルダと娘のフロラ
高波が荒れ狂い波が襲う海🌊
強く吹き荒ぶ風🌪️
激しく打ち付ける雨⛈️
泥だらけの足元も掬われる荒れ果てた土地
締め付けられたスカートの裾も泥だらけになる😵💫
エイダは幼い時に声を失ってる
そんなエイダにとってピアノは声で
唯一の表現手段
新しい夫となったスチュワートは、そのピアノさえも封印する🎹
島に住んでマウリ族との通訳もするベインズはエイダのピアノ(声)に耳を傾け、エイダに近づこうとし｢個人レッスン｣を頼み込む
最初はエイダへの邪な思いやったはずが
やがて｢愛｣が芽生えだす・・・
エイダの抑圧され封印された強い想いが解放に向かっていく・・・
それは、あまりに無謀で身勝手な行動になる
天使の羽を付けたフロラは神さんの使いか👼
その天使のフロラが
｢そっちに行ってはいけない｣
と言っても、もう強い想いは決して止める事は出来ない❤️🔥
危険で危うく間違っていると分かっていても
突き進むしかない
｢愛｣と言う｢狂気｣に取り憑かれるたエイダ・・・
夫スチュワートもエイダの｢愛｣と言う名の｢狂気｣を押さえ込む事は、もう出来ない
自らもエイダの｢愛｣の為に狂うと思ってエイダを解放したんやろ👨
荒れ狂い寒々しい海🌊
1800年台の如何にも不自由な女性を締め付けるだけの衣装👗
その強烈なコントラストがマグリットのシュールな絵画みたいや🖼️
黒いドレスのエイダが森で崩れる様に倒れ込むシーンはアメリカの田舎の開拓民等を描くアンドリュー・ワイエスの絵画をも思わせる🎨
そして甘美で哀しみと憂いを秘めたマイケル・ナイマンの音楽が強烈に心を掻きむしる🎹
やがて、海から来たエイダは海に帰っていく🌊
海の底にピアノと共に｢愛｣と言う｢狂気｣も捨てて🎹
蘇ったエイダは一人の普通の女性としてヒッソリと生きていくんやろ・・・👩
イヤ〜なかなかに美しくも衝撃的なやったな😍
