片腕マシンボーイ

VOIDの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

VOID(2023年製作の映画)
2.9
う〜む主演は好きな野内まるちゃんやし、ロッテルダム映画祭のコンペティションに選出されたり、フィルマでも評価は高いからば楽しみにしていたんやが……

友達が死んでから、なんかおかしなこと起きるんよね!って話

nothing newの作品通して言えるんは不気味なんやがホラー味が薄いっつ〜か……、いや違うな、マシンボーイの好きな低俗なホラーやなくて、今アメリカの制作会社がこぞって作ってるオシャレ系ホラーを日本で目指しているきらいがあるからば、あんまりハマんないのかな?
最初に観た「洗浄」とかは画的にオシャレやけど、ベースが田舎に遊びに来た若者が酷い目に遭うコテコテのアメリカンホラー風やったからばけっこう好きやったけど、謎の集会のんとか論外やったし、「犬」や本作「VOID」も不気味さはそこかしこにあるものの、そこからさぁビビらせてやんぜ!っつ〜下世話な気概がいっさい感じられないんですよなぁ、恐怖映画やない時の黒沢清感

あと本作に関しては映像や台詞がいかにもCMディレクターの作品って感じの硬さで、映画味があまり感じられなかったんも残念ポイント、なんかパキッとした映像に集中しきれないまま終わってしまった感じよねぇ、考察系で集中出来んかったんは痛いし、そもそもマシンボーイは良くも悪くも品が無くて考える間も無く圧倒されるようなパワータイプのホラーが好っき!(わかりやすく言えば「悪魔のいけにえ」や「恐怖人形」「ルームズ・フォー・ツーリスト」)
まぁキャストは好きやし購入までしたからにはもう何度か観てみようとは思うが、凩ちゃんも出番少ないし、主演のまるちゃんも「遠くへいきたいわ」や「テン・ストーリーズ」の時ほどの魅力を見出せなかった、あ!可愛らしいワンが出てきたんだけはマシンボーイもキュンしたよねぇ



あ!そいえば今日はクリスマスイブ、まもなくクリスマスやね!みのりちゃん引退っつ〜絶望的なプレゼントに灰になりかけたマシンボーイも、今朝のキングオージャーの驚愕展開にはすっかり元気づけられたよねぇ、しみじみ、うん、てっきり年末の振り返り回?思ったらば、ラクレスの隠し続けてきた秘密が明らかになり……
くぅ!ラクレス大嫌いやったマシンボーイなのにあんなん狡いやん!卑怯やん!腹立つやん!もうラクレスをギュッと抱きしめたくなったぞぉ…スンスン、もうキングオージャー凄すぎひん?どんでん返し系映画ばかり撮る監督いるやん?シャマランとかノーランとか田中亮とか堤幸彦とか………みんなキングオージャー観て勉強せぇてぇ!まぢまさかのどんでん返しに全マシンボーイが泣いたね!

あ、あとせっかくのリタちゃまとモルフォのクリパ配信が仕事で観れなかったんだけが悔やまれる……スンスン