ふみぃぃeeeee

あまろっくのふみぃぃeeeeeのネタバレレビュー・内容・結末

あまろっく(2024年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます


けっこう酷評チックになっていると思う。今作を好きな人はすみません。
世間の評価を目にすると自分の価値観や倫理観はズレているみたいなので基本戯言です。
なんとなく良い話っぽく終わるのだけど、要素詰め込みすぎて話自体とっ散らかってない?
どこをどう繋げて感動ポイントとしているのかわからなくなってしまった。
中条あやみ演じる早希に押し込められたキャラクター像に最後まで違和感。
というか何に惹かれたんだろう?それっぽいことを台詞で説明していたかもしれないが、いまいちピンとこないし、「あの人彼氏いたことないらしいですよ」と陰で揶揄する人間は出てくるのにこういった結婚を懐疑的に思っている人間が1人も出てこないのはいくらなんでも変すぎじゃない?
恋愛至上主義、結婚至上主義なん?この世界。
45歳差あっても愛さえあれば関係ないを実証するためには当然、早希のキャラクター造形もこうなってはしまうだろうな、純真無垢であり一生懸命な聖女。
とあるシーンはさすがに引いたぞ。
それと演出が臭かったし、くどい。
キャラクター自体の説明、心情や価値観の説明をほとんど過去回想で行ってしまうのは映画としてどうなんだろう。
とあるキャラクターが死ぬシーンがあるが、あれだけ過剰に演出するなら実は生きてました〜が自分の中で映画のセオリーなのだけど、いや普通に死んでるんかい⁈っと逆につっこんでしまうことになるとは…
つまりはあらゆる演出で説明が過剰かなと思った。
具体的には尼ロックを紹介したかったり、関西史を説明するご当地ムービーというのはわかるが、『あまろっく』という題名にするほどというか、物語の核となる父の存在と尼ロックの存在を同一化している正当性が自分にはわからない。

[2024年 83本目]
ふみぃぃeeeee

ふみぃぃeeeee