これは素晴らしい...。
"Now and Then"
音源だけ聴いた時は、一言では言い表せないいろいろな思いが錯綜して、またはからずも物凄く期待してしまっていたために良いとか悪いとか好きとか嫌いとかそういう判断軸から遠くはなれたところに気持ちが行ってしまっていたのだけど、このドキュメンタリーとPJのMVとをすべてセットで観ることで、この作品を世に出してくれてありがとうという気持ちに心の底からなった。
このドキュメンタリーの凄いところは、生前のジョージ、現在のポール、リンゴとショーン、それにピーター・ジャクソンのナレーションで構成されていること。ポールが "Hey, John. Would you like us to finish this last song of yours? "って言ったところで涙腺が崩壊。
追い討ちをかけるように、PJが分離に成功したジョンの声を聴いたポールがそれを"Crystal clear!"と評したところで脳が溶けて、いったん停めた。
なんだ、こう書いてて結局私はポールにやられてるっていうことか、と再認識笑。でも、そう、「ビートルズのポール」に何より弱いんだよ。
時間の経過を表すところにイエロー・サブマリンのアニメーションが使われているのもすごくいい。
映像の力。
５億点。
