ボロロボ

ショータイム!のボロロボのレビュー・感想・評価

ショータイム!(2022年製作の映画)
3.8
フランス映画。
ステキなポスターアートに惹かれて観てきた。

オープニングテロップでは、ムーランルージュやギャツビーを彷彿とさせる(バズ・ラーマン風味な?)アルファベットフォントが、のどかな農村を背景に流れてゆく。

オドロキな実話をベースとしたステキなサクセスコメディ。農村が舞台だからなのか、シリアスなシーンがあっても劇伴と転換のカットがのどかな気持ちにしてくれる。

楽しかった&あちこちホロリ(最近涙腺緩め)。
王道なんだけど、イマドキな普遍的テーマが散りばめられていて楽しい。

クリエイティブにおけるプロフェッショナルの厳しさ。
メンバーの気持ち(モチベーション)を重視するプロデューサー。彼が追い求める夢とチームの結束。

ダヴィッドとボニーの関係値。二人の思わせ振りな会話。その割にあんな展開になるのは個人的には「ううーん」な印象。
※創作なのだろうなあ。

一部フランス文化(流行)を知らないと「?」なところも。

あと、ダヴィッドの描写は弱かった(蛋白だった)かなあ。実話を知るとナルホド感。

パンフレット、お値段の割には薄くて情報量低め。残念。実話ベースの作品だからこそ、実話と創作の境界線だったり「ホントはこうだった」的裏話だったりを掲載して、もっと補強して欲しかった。
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