ぉゅ

バッテリーのぉゅのレビュー・感想・評価

バッテリー(2006年製作の映画)
3.6
2023年 鑑賞 23-169-30
NHK BSプレミアム にて
あさのあつこ先生の同名児童小説を原作に、「おくりびと」「天地明察」等の滝田洋二郎監督による、祖父のいる岡山県新田市に引っ越してきた巧(林遣都さん)は、中学に入学し、キャッチャーの豪(山田健太さん)と出会い、バッテリーを組むことになるが、ピッチャーとして絶対の自信を持ち、誰に対しても強烈な我を通そうとする巧と、その才能に戸惑いながら強く魅かれていく最高のバッテリーとしての2人の人生を描いた作品。

ー 野球は誰のもの?バッテリーを組むとは? ー
巧の母真紀子(天海祐希さん)の巧の弟青波(鎗田晟裕さん) への過保護と野球嫌い故のに強く当たる、巧の母方の祖父洋三(菅原文太さん)と巧の挨拶「カーブ教えてくれ」 個人的な感情でなく洋三が菅原文太さんというナイスな配役、木材置き場での投球シーン 好き!、まさにナイスバッテリーになる予感「明日も投げてくれんか?」「いいよ」、青波の記念ボールとグローブの変顔、ピッチャーの肩と巧のイライラ、 あのボールが... と青波が居なくなったとピンチに弱い巧と豪の優しさ、あのボールは... と野球部顧問戸村(萩原聖人さん)、「丸刈りにしたら 球速くなるんですか?」、巧の言葉が刺さり自分のもういい性格を変えたい風紀委員の繭(蓮佛美沙子さん)からの電話と綺麗な繭の糸と自分名前が好き!、洋三と戸村の過去と洋三が話す巧の過去と戸村の決意「おめぇの野球は寂しい野球じゃのぉ」(文太さんの中国地方の訛りの台詞が上がってしまう!個人的好みという意味でもいい配役だ!)、青波の台詞と洋三の過去の決断の真実「見捨てたんとちゃうで! おじいちゃんが監督辞めたんは... 」、「おじちゃん 野球好き?」、野球とは何か?、「ここか幽霊が出るの」と上級生たちから巧への暴力... 、サワ(米谷真一さん)の巧暴行事件時に起きた事と臆病者と巧たちからの野球しようと誘いを、上級生たちのサワへの暴行現場と戸村の怒りと戸村が... 、彼らの野球をやる訳と「全部お前のせいじゃ 原田巧のせいじゃ!」、校長先生(岸部一徳さん)の言葉「野球は君たちのものではないっ!」、巧たちの自主練(あの格好でアイス片手の人間もおるが でも好き)と戸村の来訪「ボールなんざ持ったことねぇ校長に野球取り上げられたんじゃ 悔しいじゃろ」、横手二中の門脇(渡辺大さん)との勝負と戸村が思う野球は誰のものか?「この勝負にクビをかける」

テニス部が掛け持つ世紀の一戦の開始!、新田東中[投手-巧、捕手-豪] vs 横手二中[打者-門脇 + 審判-瑞垣(関泰章さん)]、腰が引けた門脇、3球目でホームラン級の当たりのファール、豪の巧への言葉「大丈夫じゃ 巧」、4球目は... 、横手二中からの挑戦状、巧の不調?、豪の違和感と青波の気づき、巧のひとり相撲と横手二中のある作戦、巧&豪が... 、ホームランと豪の怒り「手抜きのボールはキャッチャーへの裏切りじゃ」「座れ」、「あの5番打者 まんまと潰しよった 豪君を すなわち巧 バッテリーそのものをじゃよ」、巧のイライラと巧&豪の不和、横手二中監督の介入で... と門脇の言葉や笑顔で場の空気を変える、巧のジョギングを待っていた豪「お前が儂を信じんのなら 儂もお前をよぉ信じんぞ 今日で(バッテリーを)解散じゃ!」、サワの「野球をやりたいんじゃ!」と「なんで一言豪ちゃんに声をかけられんのじゃ! 儂ん時みてぇに また野球やろうぜ って」、青波の行動と啓太(仲野太賀[当時: 太賀])の「原田を(捕るキャッチャーを)サワに盗られてええんか?」、青波が変えるみんなの仲、巧のトラウマの吐露と「投げろ」という豪 バッテリーが強固に修復される、青波の体調が... と真紀子の「出てって!」と洋三の「腹が減っては... 」、終盤での広(岸谷五朗さん)の活躍 いい真紀子と巧の緩和剤、巧の行動と●●にボールをと遅れてきた巧はピッチャーマウンドへ...

野球とは?バッテリーとは?を考えされられる作品で、友情や家族愛を感じたいい青春作品。林遣都さんや仲野太賀さんや蓮佛美沙子さんの若かりし頃も観る事が出来た!だが中盤の盛り過ぎ、詰め込み過ぎ、長いウダウダ、あからさまな “ここ●●所ですよ” 感が強くて... 途中飽きかかけつつも戻ったが... ラストは個人的にはうーんとなる... もうちょっとあっても良かったのかなぁ... EDロールは良かったんだけどさぁ...

余談: 浅野先生って...

「野球って させてもらうもんじゃなくて するもんです」

「本気で嫌なら押し通せよ もういいとかそういうの最低だと思う」

「原田巧に惚れてしもぉたんじゃ 監督 だから儂中学野球から卒業出来んのじゃ」
ぉゅ

ぉゅ