18年前の初恋の記憶といまが交錯する。
自分は、こういう映画だけ観ていれば良いんだよ、と思ってしまうくらい好みすぎる作品。藤井道人監督・清原果耶、と観る前から約束されているとは言え期待以上。
18年前と現在が行き来するんだけど、その流れが自然で良い。映画や音楽は時を超える。
舞台は18年の台湾といまの日本。
台湾編は、カラオケ店が主でありつつも映画館や飲食店など様々。人が温かく、親しみやすい風景の数々に行ってみたくなった。ランタンは一度見てみたい。
台湾の夜の街をバイクで二人乗りするシーン最高だな?
日本は湘南や松本、新潟、福島とロードムービーの様相。松本は知っている場所ばかりで感動。飯山線のトンネルのシーンは迫力満点。行く先々での一期一会が良い。
パンフレットには各地のロケマップも掲載。
恋愛映画ではあるけどそれに終始していないのが藤井監督らしいし、人物設定が素敵。
タイトルにある「18×2」にも複数の意味が込められていた。
しかし、本当に清原果耶さんは最高の俳優だ!ジミーに対して年上としての余裕も色っぽくてかわいい。
僕たちの旅がずっと続きますように。
…そろそろ、岩井俊二監督作履修します…
2024-082-080