鬱で休んでいたサビーンが復職。
休職中に高校時代の同級生オラフが就職してて、やがて体の関係になる。
でも明らかに恋心とかではなく、何か目的があって付き合ってるのが分かるし、オラフはオラフで怪しい。
そして物語はサビーンの過去と現代を交互に映し出しながら進んでいく。
10代のパートではイケてる女子イザベルが失踪した事件までの顛末が語られる。
最初はサビーンと親友だったイザベルがよく分からないきっかけで決裂。
このあたりが少し前に観た「クロース」と近い部分があって何だか苦しい。
破天荒だけど美人?で人気者のイザベルと親友だから楽しかった毎日が、突然イジメられる立場になる絶望感。
サビーンは記憶に蓋をしているようだけど、何故か大人になってからイザベルの失踪事件を調べ始める。
いや、ずっと気にはなっていたけど、オラフが現れたことで刺激されて調べ始めたのかな。
この映画、字幕もちょっと変なとこあるし、サビーンが精神的に不安定だから行動が支離滅裂なとこあって分かりづらい。
更にはオラフが普通にヤバいヤツなのでイザベルの事件よりもコイツ何とかしないとヤバいのでは?と思ってしまった。
ラストも何だかあやふやなままだったけど、考察したくなるほど何度も観たい映画では無いのが残念。