怒髪猫なんじゃった

華岡青洲の妻の怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

華岡青洲の妻(1967年製作の映画)
4.0
原作は有吉佐和子の同名小説の🎬化です。

労わりあい庇いあう、美しき姑と嫁・・その裏に渦巻く凄まじいまでの女の嫉妬と執念を描いた秀作です・・美しい姑に憧れて嫁いだはずが姑との間で壮絶な夫の奪い合いが始まり、麻酔の人体実験に臨む事になったふたりの女の意地がぶつかり合う。


加恵は幼い頃から憧れていた於継に望まれ華岡家の息子の雲平に嫁ぐ事になる。

夫となる雲平は医学の修行で京都におり、加恵は3年間もの間、夫の居ない生活を送るが漸く雲平が帰って来る事になる・・すると、急に於継が加恵に冷たくあたるようになる、姑と嫁の果ての無い心に秘めた闘いが始まる。