ロンドンで暮らしている孤独な作家が体験する、不思議なできごとを描いた作品
感動的な雰囲気の予告編だったけど、観た後はものすごく混乱した...
いや、もう終盤まで感動してたのにラストで崖から突き落とされたような気分
親との関係性みたいなのが本作の大きな要素で
子どもの頃は親って自分の人生の中では絶対的な存在で、でも自分が成長して同じ大人同士の目線に立った時に、誰しもが親のことを一人の人間として評価する時が来ると思う
「子どもの頃はこうして欲しかったのに、それに応えてくれなかった」みたいなのをいくつになっても引きずっている人ってめちゃ多いよね
主人公は幼少期に両親を亡くしているので、そういう親と向き合う機会もないまま孤独な大人になってしまって
それでも、突然訪れる不思議なできごとによって主人公の中で止まっていたものが動き出すんだけど...
なんか主人公が暮らしているロンドンのマンションは街中に建っているのに入居者が二人しかいなくて、こういう設定がそもそもファンタジーなのだろうかと困惑